薬膳で体質改善!「毎月のPMSや生理痛がつらい!」「毎月お薬飲まないと仕事もいけない」これからも毎月苦しみますか?

毎月のツライ痛みにあなたはどう対処していますか?やはりお薬?私も毎月の生理痛に苦しんでいました。お薬を飲んでも効かなくて寝込む、仕事もいけない。旅行に行くときも「生理痛大丈夫かな?」・・・でした。
病院で検査をしても異常はなくて、体質ですね、と。確かに冷え性なのでそういう体質も原因です。でも体質だから仕方ないで諦めるには辛すぎる。
漢方ではPMS(月経前になるとイライラしたり気持ちが揺れたり、胸が張って痛い、むくみがひどくなるなどの症状)や排卵痛、生理痛が起こる原因の鍵を握るのは五臓の「肝(カン)」だと考えます。
この記事のもくじ
女性の一生は血の一生。血に左右される一生です。
肝は血の海、女性の一生は血の一生と言われていて体調や心の状態も血の量や状態にとても左右されます。でもこの血と同様に大切なのが「気」と言うもので、元気の「気」・やる気の「気」です。
でもね、私たち現代人は老若男女、「気」が減りがちなんです。仕事や学校の人間関係でのストレスや情報過多に振り回されたり、将来の漠然とした不安に悩んだり。
こう言うストレスや心配事で「気」はどんどん外へ流れ出ていきます。どんなに血を増やしても気が足りていないと血を身体の隅々に送り届けられないし、血を温められないし、そうなるとイライラや不安、痛みが緩和されません。
小鳥はたまごだからPMSも生理痛もないけど、人間は大変だ!気や血を増やすにはどうしたらいいの?
文鳥ちゃん
毎日のご飯(薬膳)で少しずつだけど症状を軽減できるように持っていけますよ。
チサ
薬膳は「薬」という字がついてますが、お薬ではなく普段食べてるご飯の組み合わせを自分の体調に合わせて行くことです。だから体質改善には時間がかかりますが、ツライことはないですよ。
薬膳ってなあに?
五臓の「肝」を薬膳を意識したご飯で元気にしましょう。
肝を元気にするとストレスにも強い心を作れます。血と気を増やすと身体が温まります。身体が温まると気持ちがアガるので「ま、いっか」となれますよ、コレ本当です^^
肝を元気にする食材
イカ・たこ・マグロ・イワシ・にんじん・セロリに春菊など
肝に良い食材が全部入った「イカと春菊の炒め物」
1.スルメイカはお酒を振っておきます。にんじんは短冊に切り、春菊は三等分ぐらいに切っておきます。
2.オリーブオイルをフライパンに入れて熱し、イカとにんじんを炒め、最後に春菊を入れお塩をひとつまみふりかけます。
3.はい、出来上がりです。
血を補う食材
基本的に黒い色の食べ物や赤い色の食べ物です。にんじん・トマト・レバー・黒豆・黒糖・豚肉・ほうれん草など
気を増やす食材
米類・いも類・豚肉など
気を巡らす食材
春菊・セロリ・柑橘類オレンジやレモン・黒酢・ジャスミン茶・パセリ(鉄分もたっぷり)・カモミール・ラベンダー(香りは痛みも和らげますね)
オレンジとにんじんのリンゴ酢和え
1.にんじんを千切りにします。耐熱皿に入れてラップをしてチンします。
2.オレンジは皮をむいて好きなだけ^^
3.リンゴ酢と蜂蜜を別の器に入れてお好みの味に整えて、にんじんとオレンジに和えます。
4.はい、出来上がり^^
まとめ:薬膳で体質改善!生理痛やPMSから解放されましょう!
- 生理痛やPMSを軽減するために五臓の肝を養いましょう。女性の一生を左右する「血」をコントロールしているのは肝です。
- 身体を温めることが大事なので温かい血を身体の隅々に巡らすことが大事。それには「気」も大事です。
- 生理痛やPMSを和らげるための食事は炒めたり、和えたりするだけ、特別な食材は不要!とってもカンタンですよ。