あなたの心と体にしあわせを運ぶ

ところで「薬膳」って一体どういう食事なんだろ?にお答えします。

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
漢方薬膳について12年以上の実績とアドバイスを積んできました。 一般社団法人 日本漢方養生学協会認定 漢方カウンセラー&養生薬膳アドバイザー。 「薬になるご飯(薬膳)」で笑顔で健やかに過ごせるように。
詳しいプロフィールはこちら

 

先日ふと「世の中の薬膳に対するイメージってどうなんだろ?」と思いまして、ネットで調べてみました。やはりちょっと残念な結果を目にすることになりました。薬膳を敷居が高いと感じてらっしゃる方が多いなぁと。

 

これは全力で誤解を解消していかないと!です^^

 

薬膳ってなんぞや?

 

 

参考資料:リサーチリサーチさんの「薬膳のイメージ調査2015」4年前のものしか見つけられませんでしたが、今もあまり変わりないような気がします。下記は私が気になったところを抜粋させて頂いております。全文はこちら

 

■普段から薬膳料理を食べる人は全体のわずか3%
次に「普段から薬膳料理を食べる機会はありますか?」と聞いたところ、「はい(32)」に対して、「いいえ(1,182)」という回答結果になり、「はい」と回答した人は全体のわずか3%にとどまりました。

■普段から薬膳料理を取り入れている人は自分で作っていること多い
「『普段から薬膳料理を取り入れている』と回答された方にお聞きします。それはどんな機会でしょうか?(複数回答可)」という設問では、「薬膳の食材を購入して食べるようにしている(18)」、「普段の食卓に薬膳レシピを取り入れている(16)」という結果となりました。専門のレストランで薬膳を食べるというよりも、日常の食卓に薬膳を取り入れていることが分かります。

■普段から薬膳を取り入れているのは「健康管理のため」・「考え方に共感」
「『普段から薬膳料理を取り入れている』と回答された方にお聞きします。普段から薬膳を取り入れている理由を教えてください。(複数回答可)」という設問では、「自分の健康管理のため(41)」、「漢方や薬膳の考え方が好きだから(24)」という回答が上位に並びました。

■普段から薬膳を取り入れていないのは「身近に触れる機会がない」・「自分に何がよいのか分からない」
「『普段から薬膳料理を取り入れていない』と回答された方にお聞きします。普段から薬膳料理を食べる上で何がネックになっていますか?(複数回答可)」という設問では、「身近に専門のレストランがない(725)」がトップで、「自分にとってどの食材やレシピが良いか分からない(588)」、「食材が手に入らない(331)」と続きました。

 

■普段から薬膳料理を食べる人は全体のわずか3%・・・意識してないだけで皆さん普段から薬膳食べてますよ〜♪

チサ

 

薬ってつくから薬膳は何か特別なものを食べないといけないの?いいえ、違いますよ。

 

 

という漢字がつくので、何か特別なものを食べないといけない!と思っちゃいますよね。全くそんなことはありません。普段食べてる食材が立派な薬膳になりますよ。ではここで「玉ねぎ」を例にお話ししましょう!

 

 

春に出る新玉ねぎを輪切りにして耐熱皿に入れてラップしてチンします。麺つゆかけて、はい!召し上がれ!これ、薬膳です。鰹節をかけるともっと美味しいです。

 

 

新玉ねぎの甘みは身体に滋養を与えて冬の寒さで低下している免疫をあげてくれますし、辛味はデトックスと気の巡り、血の巡りをよくして心と身体をスッキリさせてくれます。

 

 

「薬のようになるご飯=薬膳」の出来上がりです。

 

 

カンタンな薬膳レシピはこちらからどうぞ!
10分で完成!★女性の悩みに合わせた薬膳メニュー10選★

 

玉ねぎはお味噌汁や野菜炒め、ハンバーグにも入ってるし、普段から結構食べてませんか?ちゃんと普段から薬膳食べてるのです。ただ玉ねぎの持つ効能・パワーを最大限に吸収するには食べる時の体調やタイミングを知ってるともっと「薬膳」になります。

 

 

あと3番目のアンケート結果にある「「自分に何がよいのか分からない」」これ大きな問題ですよね。これはちょっと漢方を勉強しないとわからないですね。

 

 

でもそんなに難しくなくて、食材には身体を温めるものと冷やすものがあったり、気持ちをスッキリさせるものがあります。それをちょっと知っておくと薬膳を作れちゃいます。

 

 

ざっくりお話しすると、身体を温める食材は冬に旬を迎える食材(かぶ・ねぎ・生姜・白菜など)です。逆に身体の熱を冷ましてくれる食材は夏に旬を迎える食材(トマト・スイカ・きゅうり・ゴーヤなど)です。
*夏に旬を迎えるけど温める食材や冬なのに身体を冷ます食材もあります。

 

 

薬食同源という言葉が漢方薬膳のベースになっている中医学にはあります。季節の変化、気候の変化、体調の変化、熱っぽいな、寒いな、に合わせて食材の性質を考えて食事をするということです。

 

 

薬膳で不快は症状は改善するのかな?はい、改善しますよ。

 

 

薬膳を実践して不快な症状が改善された方もいらっしゃいますよ。
つらいドライアイが改善しました。
お肌の乾燥とかゆみ&じゅくじゅくとつらい湿疹が改善されました。

 

 

専門のレストランを探して行く必要もないし、冷蔵庫の余り物で作れちゃうし、自分の食べたいものを使って薬膳が作れちゃうのです。

 

 

皆さんの薬膳に対する疑問や「難しい・めんどくさそう」を解消すためにこれからも私は頑張ります^^
ご質問があればお気軽にお問い合わせくださいね。
*一つご注意いただきたいのは「薬膳は治療ではありません。病気を治す、治るものではありません。」

 

まとめ:薬膳とはなんぞや?

 

  • 薬膳は普段食べているものを季節の変化、気候の変化、体調の変化に合わせて食べることです。何か特別なことをしなくて大丈夫、特別なものを食べなくて大丈夫です。
  • 「この食材はこんな時に食べる」を知れば体質改善にも繋がります。
  • 「私も薬膳で不調を改善したいわ!」や「お家でカンタン薬膳ご飯を作りたいわ!」と思ったら体質改善サポート”薬膳エネルジーア”をご利用ください。

 

500円で薬膳を作る専門家 LINE@chiSa

この記事を書いている人 - WRITER -
漢方薬膳について12年以上の実績とアドバイスを積んできました。 一般社団法人 日本漢方養生学協会認定 漢方カウンセラー&養生薬膳アドバイザー。 「薬になるご飯(薬膳)」で笑顔で健やかに過ごせるように。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© 薬膳スマイル日和 , 2019 All Rights Reserved.