レンコン。薬膳では食欲不振や慢性の下痢の改善にいい食材です。

れんこんの薬膳
- 五臓のうち心・脾・肺と3つも元気にする
- 肺に良いので咳を鎮める
- 甘味で滋養を与える。
- ストレスやイライラで身体の中に発生した余分な熱を冷ます
- 慢性の下痢の改善
この記事のもくじ
01.
れんこん
五味:甘味
五性:寒性
帰経:心・脾・肺
五臓のうち心・脾・肺と3つも元気にしてくれます。5つのうち3つもれんこんだけで元気にしてくれるのは、すごいパワーフードです。
薬膳でれんこんの味は「甘味」で、性質は「寒性」です。甘味で滋養を与えてくれて、身体の中に発生した余分な熱を冷ましてくれます。
一番改善がわかりやすいのは「肺」にまつわる症状です。風邪を引いて喉が痛い、熱をもっている時に「れんこんのど飴」を食べることは喉の熱を冷まして炎症を抑えてくれます。
次は心と脾へのアプローチの場合です。あまり知られてないかもしれませんが、心と脾(胃)にもとっても良いのです。
【心】不安な気持ちや不眠を改善してくれて、
【脾】お腹にも良く、調子を整えてくれますので、
精神的な慢性の下痢の改善に良い食材と言えますね。
02.
どんなときに食べる?
風邪を引いた時に細かく刻んでお粥に煮込んで食べると喉の炎症を改善してくれます。でも一番のオススメは風邪を引く前です。
風邪を引いてしまうということは身体の「気」が減ってしまって、風邪のウイルスを跳ね返せない状態ということです。気が減る原因はストレスであったり、気持ちや身体の疲れであったりします。
この「気」というものは脾(胃)で飲食やキレイな空気から作られるのでお腹の調子を整えておく必要があります。れんこんを食べてお腹の調子を整えておくと良い「気」が常に作られることになります。
心を穏やかにするパワーもあるれんこんですので、夜にぐっすり眠れるようにもしてくれますよ。その結果、風邪に負けない身体が少しずつ出来上がってきます。
03.
れんこん 薬膳レシピ
れんこんは寒性の食材なので冷えが気になる方は生姜など身体を温める食材と一緒に食べる、火を通して食べることをオススメします。
上でちょこっとご紹介した風邪の時の「れんこん入りお粥」は風邪を引いて喉が赤くて痛い時に本当にオススメ!お粥の重湯(お粥の汁)は弱った身体の滋養にとってもいいのです。
重湯の甘味が病気で弱った心と身体を癒します。そしてお米は「気」をたくさん与えてくれます。お米を主食としてきた私たちが元気を取り戻すにはやっぱりお米を食べることがいいような気がします。
● れんこんのバタポン炒め
- れんこん200gぐらいで、火の通りが早いように2〜3mmのイチョウ切りか輪切りにする。切るのが大変なら切ってあるものでOK。
- フライパンに有塩バター10gと焦げ付きそうなら少しのサラダ油を熱してれんこんを炒めます。塩コショウ少々。
- れんこんに火が通ったらポン酢大さじ1ほどを回しかけて青ネギをパラっとで出来上がり。
バターは潤い効果です。喉にいいので、れんこんと一緒に食べて薬膳パワーアップです。
まとめ:れんこん 薬膳では食欲不振や慢性の下痢の改善にいい食材です。
- れんこんは昔から喉の腫れや炎症にいいのです。熱を冷ます効果と風邪や咳と関係のある肺を潤してくれます。
- 意外にも?肺以外に心(不安感や不眠の改善)と脾(胃腸の調子を整えて、元気の気を作る)にもいいのです。
- 心の不安感からくるお腹の不調の改善にも。定期的に少しずつ食べてみてくださいね。
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