牡蠣(かき)の薬膳。イライラ・不安感・不眠などの精神的なしんどさを和らげてくれます。

牡蠣(かき)の薬膳
- 血を補うので気持ちを安定させてくれる食材(貧血にもいい食材になる)
- 不眠や慢性疲労にもいい
- 定期的に食べるとストレスに強い体を作ってくれる
- 薬膳では腫れ物や腫瘍を柔らかく小さくする作用があると考える
牡蠣は「海のミルク」とも呼ばれるぐらい心身を滋養してくれる働きが知られています。
チサ
01.
牡蠣のいいところ
五味:甘味・しおから
五性:平性
帰経:肝・心
牡蠣は血を補って、精神を安定させてくれる食材です。
血(けつ)というのは精神活動の源、身体の栄養になります。その血が減るとイライラしたり、不安感、不眠などが起こります。
同じように血を補ってくれる食材は他にもありますが、牡蠣は帰経(生薬や食材が身体のどの部分に影響があるかを表したもの)がストレスに大変関係のある肝、不眠に関係のある心です。
定期的に食べておくとストレスに負けない身体と心を養っていけます。
五味、味は身体と心を優しくいたわってホッとさせてくれる自然の「甘味」と硬いものを柔らかくすると漢方薬膳では考えられている「しおから」です。
この「しおから」が腫れ物や腫瘍を柔らかく小さくする作用があるということです。
私は乳がんを経験してますので、牡蠣が出回る時期は本当によく食べます^^
02.
牡蠣と一緒に食べると良い食材
生牡蠣を食べるとき、レモンをキュッとかけますね。
ストレスでイライラしがち人にはとてもいい組み合わせです。
イライラすると頭から血がどんどん蒸発します(頭から湯気が出る、という表現がありますがアレです)。
牡蠣で血を補って、レモンの爽やかな酸味で「気」を巡らせて&血を巡らせるです。イライラの熱を冷ましてくれます。
血だけでなく、気でも水でもそうですが増やしたら流す、です。
増やすことだけやってると詰まる、になり体調を崩してしまいます。ですので、食べ物の組み合わせを考えることが大切、になります。
牡蠣とほうれん草のシチューの組み合わせはとてもいいです。
ほうれん草も血を増やしてくれますし、鉄分や貧血予防、乾燥肌にもいいです。お肌の血色をよくしてくれるので華やかな顔色になります。
牡蠣と豆腐のお鍋を私はよくします。豆腐の優しい甘味が心の乾燥を防いでくれますし、潤いを与えてくれます。ネギと生姜もたっぷり入れます。
ネギは気血を流してくれる&身体の保温なので冷え性の私には欠かせません。ぷりっとした牡蠣をゆずポン酢で食べると幸せ♪
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大根は気の巡りを良くする食材。イライラからあなたを救う食材です。
体調を整えるお手伝い 【薬膳エネルジーア】やってます。
体調を整えるお手伝いをしています。
体質や(その時の)体調と食材とのマッチングが薬膳ではとても大切です。
今のこの心のゆらぎ、体調だから「この食材とあの食材を組み合わせよう」そして不調をケアする。
このマッチングは漢方薬膳をみっちり勉強しないとなかなか難しいのです。
間違えると逆効果になってしまい、しんどさがさらに出てしまうことも。
そうならないように私がお手伝いしていきます。
不調の時に「あれ食べる?これ食べた方がいいの?」なんて、しんどいのに考えてられません。
そこは私が引き受けます^^
不調をどうやってケアしようかと考える時間や病院に行く時間を自分の自由な、好きなことを出来る時間に変換する。
今まで掛かっていたお薬代でカフェでお茶したり、我慢していた好きなものを買う。 時間とお金をもっと自分の楽しみのために遣いましょう!
不調をケアするためのやり取りは残るので、サポート終了後もそれを見返すことで不調をコントロール出来るようになります。
1度サポートを受けると一生モンになりますね。
一生モンにして頂くのは私のミッションでもあります。
食事を薬膳(薬になるご飯)にちょこっと変えて毎日を楽しく過ごす。
8割の方がサポート期間30日以内に体調の嬉しい変化を実感されています。
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