免疫力アップにはたくさん笑って横隔膜をやわらかくしておくことが大事です。

- 呼吸をする時に膨らんだり、縮んだりする横隔膜は免疫力アップに関係がある。
- 楽しくたくさん笑うと柔らかくなり「気」の流れも良くなって元気になる。
- しっかり呼吸することでも柔らかくなるが、楽しく笑った方が気持ちも明るくなる。
01.
横隔膜が柔らかいといい理由
その前に「横隔膜」をザックリとご説明しますと、肺呼吸をするのに必要な筋肉で、肋骨の下をぐるっと囲むようにくっついています。(ほんとザックリで申し訳ございません^^;)
ここが呼吸をすると動くのですが、このコロナ禍でマスクをしているものあり、浅い呼吸だと動きが悪くなる(硬くなる)のです。
横隔膜が柔らかいと上半身と下半身の気の流れや交流がスムーズになります。温かい「気」が身体中を巡り、血や水もその流れに乗って身体中に行き渡ります。(漢方でいうと”気血水のバランスが良い”です。)
漢方の考え方の中に「気」には身体の表面をバリアのように覆うものもあり、それによって外からの「邪気」を跳ね返すことが出来るというものがあります(免疫力)。この「気」をパワーアップさせておきたいですね。
02.
横隔膜が硬いとどうなるの?
横隔膜が固いと上半身と下半身の気の流れが悪くなる、遮断されます。上半身と下半身の気の巡りが悪くなった結果、下半身は冷えるのに顔は火照る、「冷えのぼせ」ということも起こります。
女性は特に下半身が冷えやすいですし、冷えるとむくみや月経痛の原因になりますね。気も空気と一緒で温かい気は上に上がり、冷たい気は下に落ちます。気を巡らせて温かい気と冷たい気を混ぜないといけません。
03.
横隔膜をやわらくする方法
コロナ禍のマスク生活、お友達と気軽に会うことも出来ないのでいっぱい笑い合うことは難しいですが、テレビや映画を観たり本を読んだりして出来るだけ大いに笑ってくださいね。
忙しいと呼吸が浅くなる→横隔膜硬くなる→疲れがひどくなる→気分が落ち込む→体調が悪くなる→呼吸が浅くなる→横隔膜が・・・。という負のループにならないようにしましょう。
横隔膜は肺呼吸に関係する筋肉なので、しっかり呼吸をすることはもちろん大変いいことです。朝起きた時に2〜3回深呼吸をするのもいいですね。
寝てるうちに肺に溜まった濁気(ダクキ)を吐き出し、朝の清気(セイキ)を肺に取り込むことは漢方では大事な養生になります。深呼吸するとき意識してゆっくり丁寧にきれいな空気を肺に入れてください。
04.
おすすめ食材
白い色の食材は潤いをもたらします。乾燥していては硬いものがやわらかくなりにくいですね。毎日の食事にも少し意識してみてください。飲食と呼吸で吸い込んだ清気から良い気が作られるので毎日のご飯もとても大切です。
- 豆腐
- 豆乳
- 牛乳
- 白菜
- 大根
どれも手軽に買えるものばかりです。豆乳と牛乳、白菜とベーコンにコンソメを入れてトロリと美味しい「白い薬膳スープ」にしてもいいですね。
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