あなたの心と体にしあわせを運ぶ

柿。秋の味覚なので乾燥で喉が痛い、空咳、疲労回復にいいです。でも「貧血気味の人」と「冷え性の人」にはちょっと注意も必要です。

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漢方薬膳について12年以上の実績とアドバイスを積んできました。 一般社団法人 日本漢方養生学協会認定 漢方カウンセラー&養生薬膳アドバイザー。 「薬になるご飯(薬膳)」で笑顔で健やかに過ごせるように。
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この記事でわかること

柿(かき)の薬膳

  • 秋の乾燥の季節に旬を迎えるので肺を潤し、のどの痛みにいい
  • 疲労回復や風邪予防に良い
  • 貧血気味の人は食べ過ぎ注意、成分のタンニンと鉄分が結びついて貧血を起こすこともある
  • 生柿はとっても身体を冷やすので冷え性さんは干し柿を食べるとOK

 

●貧血が気になった方はこちらの記事もどうぞ。

牡蠣はストレス耐性を作る薬膳

 

 

まめ知識
「柿が赤くなれば医者が青くなる」と昔から言われるほど健康に良い柿です。

 

しゃっくり止めに柿のヘタは柿蔕(シテイ)という名前で漢方薬に使われています。
小太郎漢方製薬さんから出てる柿蔕(シテイ)湯です。

 

咳止めや止血に柿の葉は柿葉(シヨウ)という名前で漢方薬に使われています。
「美容と健康に」というので柿の葉茶というのを最近見ますね。

 

二日酔いにもいいよ。

 

01.
柿のいいところと注意点

五味:甘味
五性:寒性
帰経:心・肺

 

昔から健康にとってもいいと食べられてきた柿。ビタミンCもたくさん含んでいますし、柿のオレンジ色のもとであるベータカロチンでビタミンAの力があるので疲労回復や風邪予防にいいです。

 

 

空気が乾燥する秋に旬を迎えるので、喉の痛みや空咳、暑い夏を頑張った身体の疲労回復にいいですね。秋の心の寂しさを柿の甘さが救ってくれます。

 

 

でもちょっと注意が必要です。喉が痛くて熱っぽいというときにはとてもいい柿ですが、実は身体を冷やす果物なので身体が冷えている、普段から冷え性だという人は控えたほうがいいのです。

 

干し柿がおすすめ。干し柿にすることで甘味は生柿のときの4倍になりますし、ビタミンAは2倍冷やす性質から温める性質に変わります。胃腸も丈夫にして、身体の内側を温めてくれる干し柿です。

 

 

秋の初めは夏の暑さが残る身体を冷まし(生柿)、秋がすすむにつれ冷えが感じられたり冬の時期は身体を温めてくれる(干し柿)太陽の力も借りて私たちの健康を守ってくれます。

 

 

02.
柿の薬膳

水菜と柿の黒酢玉ねぎドレッシング(熱っぽいな、というときにおすすめ)

 

  • 水菜:身体の余分な熱を冷まし、潤いを足す。
  • 黒酢と玉ねぎで柿と水菜、ダブルの冷やす力をちょっと調整。冷えすぎても困るので。

 

水菜と柿をざっくり切って、黒酢玉ねぎドレッシングで和える。熱っぽくて身体がだるいときも楽チンですね。

 

 

焼き柿といちじくのぜんざい

 

柿やいちじくはオーブントースターで焼くと甘味がマシマシになってとっても美味しいです。ぜんざいにトッピングするとあっという間に「秋の薬膳スイーツ」の出来上がり♪

 

 

写真は竜眼肉(りゅうがんにく)という貧血にいい薬膳食材を入れてます。漢方薬にも使われています。こちらはなかなか簡単に買えるものではないのでなくてもちろんOKです。(真ん中にある黒い丸いもの)

 

 

柿トースト

 

  • 食パンを焼いてからバターかベリー系のジャムを塗る(私はいちじくジャムを塗りますが)
  • その上に柿を厚さ5mmぐらいのくし形に切って乗せていく。
  • トースターで焼くと完成!

 

朝にちょっとリッチな甘さのあるトースターで1日元気にスタート!

 

 

そのときの体調を見ながら生柿を食べるか、焼いてみる、干し柿にするか選んで美味しく食べてくださいね。

 

柿を薄くスライスして天日干ししてドライフルーツを作ってもいいです。紅茶にショウガと一緒に入れて飲むと寒い日のティータイムにぴったり♪

チサ

 

体調を整えるお手伝い「薬膳エネルジーア」やってます。

体調を整えるお手伝いをしています。

 

体質改善 薬膳 漢方

 

体質や(その時の)体調と食材とのマッチングが薬膳ではとても大切です。
今のこの心のゆらぎ、体調だから「この食材とあの食材を組み合わせよう」そして不調をケアする。

 

このマッチングは漢方薬膳をみっちり勉強しないとなかなか難しいのです。
「ツイッターや何かで見たけど、こうだろう」では間違える確率が高い。なぜならその情報は他大勢に対しての発信だからです。オーダーメイドではないのです。

 

 

食べるものを間違えると逆効果になってしまい、しんどさがさらに出てしまうことも。

 

そうならないように私がお手伝いしていきます。
不調の時に「あれ食べる?これ食べた方がいいの?」なんて、しんどいのに考えてられません。
そこを私が引き受けます^^

 

不調をどうやってケアしようかと考える時間や病院に行く時間を自分の自由な、好きなことを出来る時間に変換する。

 

今まで掛かっていたお薬代でカフェでお茶したり、我慢していた好きなものを買う。 時間とお金をもっと自分の楽しみのために遣いましょう!

 

不調をケアするためのやり取りは残るので、サポート終了後もそれを見返すことで不調をコントロール出来るようになります。
1度サポートを受けると一生モンになりますね。
一生モンにして頂くのは私のミッションでもあります。

 

食事を薬膳(薬になるご飯)にちょこっと変えて毎日を楽しく過ごす。
8割の方がサポート期間30日以内に体調の嬉しい変化を実感されています。
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