ナッツで薬膳。小腹が空いたら「ちょい食い」で、カンタン頭痛を予防できる。

ナッツ類に多く含まれるマグネシウムが血管の収縮と拡張を抑える&炎症作用を鎮めてくれる効果がある。そしてお手軽につまめるので仕事や家事の合間にちょこちょこ食べることでマグネシウムの貯金が出来る→頭痛予防!!
*アレルギーをお持ちの方は食べないでくださいね*
マグネシウムは穀類、魚介類、海藻類、野菜類、豆類などに多く含まれています。玄米は大変多くのマグネシウムを含んでいます。私たち日本人は昔から主食に穀類、魚介類、海藻類、野菜類、豆類を食べて来ましたが、最近は食事の欧米化と日々のストレスが強くて身体や心に不調を起こしがちですね。コロナ禍というのも大きな負担になっていますよね。
01.
頭痛とは?(漢方と西洋医学)
この記事を書いている私は偏頭痛持ちです。生理前後やストレス過多になると痛みに襲われます(号泣)私の場合は決まって「左目の奥からこめかみ、おでこ」にかけてズンズンズンと痛みがひどくなって来ます。
漢方で考える頭痛とは?
チサ
漢方では病名はありません。ただ「頭が痛い」という症状から、「(頭の)どこが痛いのか?どう痛いのか?他に気になる不調はないのか?」などなど、頭だけでなく身体全ての状態を考えていきます。私の場合ですと、生理前後とストレス過多になった時に起こる、なのでこれは漢方でいうと「血が減っている」ことが原因とみます。身体の栄養となる血を増やすことを考えるわけです。
西洋医学で考える頭痛とは?
チサ
頭痛の中でもとてもツライ偏頭痛でいうと脳の血管が拡張して血管周りの神経に触れてしまい、そこに炎症が起こり、その刺激が脳に伝わり「痛み」になるということだそうです。リフレッシュしてもいいけど、リラックスは血管が広がってしまうので注意!とか。あとはチーズやワインなど(コーヒーのカフェインが原因でなる方も)特定の食べ物や薬などによって刺激されて起こす場合もあります。
頭痛が起こる原因は様々あります、病気が原因であったり、ストレスが原因、肩こりが原因など。病気の場合はきちんと病院に行き、正しい治療を受けることが大事ですね。
02.
偏頭痛が突然やって来た!まずはお薬飲みましょう!
「薬を飲みたくないから、飲まずになんとかしたいから(このブログ)読んでるんじゃん!怒)」かもしれませんが、まずは痛みを抑えるためにお薬を飲んでください。
そして水分補給、暗い静かな部屋で横になりましょう。この「水分補給と暗い静かな部屋で横になる」は漢方の考え方では「陰に身を置く」です。痛みでこめかみが熱い→陽が勝ちすぎている→陰陽バランスが崩れている→不調と考えるからです。
痛みを抱えるということは大きなストレスになります。そのストレスを少しでも軽減しないとますますしんどくなりませんか?だからまずはお薬を飲んで静かに横になり、MAXのストレスレベル10をストレスレベル9.5でもいいから下げましょう。そこから「次からMAXのストレスレベルを8に下げれるようにしよう」と立て直しの策を練っていくのがいいのです。
03.
そこでオススメなのが「ナッツ」です。
木の実、ナッツ類はとても油分が豊富ですので身体と心に潤いを与えてくれます。この潤いを蓄えることで心がまず柔らかくなり、ストレス耐性が出来てきます。柔らかいスポンジは何かが当たっても、落ちてきてもホワンと衝撃少なく受け止められますが、カピカピに乾いたスポンジはどうでしょう?ガツっとしてゴロン(倒れる)と跳ね返してそうだけど返せてないのですね。これが潤いがあるか無いかです。
ナッツは漢方五臓の「腎」を養ってくれるのですが、腎はストレスや血と関係する五臓、肝の親です。腎を元気にすることは肝も元気になるということ。女性は特に毎月の生理やホルモンバランスが頭痛に深く関わってくる場合がありますので意識して食べて頂きたいと思います。
ナッツと一緒にレーズンやクランベリーなどのドライフルーツを食べるのもいいですね。優しい甘みが気持ちをホッとさせてくれます。
体質改善サポート「薬膳エネルジーア」あなたの気になる症状を毎日のご飯で改善しましょう!というものです。ご相談をお待ちしています♪
チサ
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