喋り出すと止まらない人。それ、気滞(気の巡りが悪い)です。

- マシンガンのように喋り続ける人、それストレス溜まり過ぎかもしれない。
- 気滞かどうか、どうやってわかるのか。
- 呼吸を意識する大切さ。
- 対処方法
気の巡りが悪くて(気滞)、身体の中に溜まったものを吐き出そうとしている、と漢方では考えます。気に限らず、「溜まったまま」のものがあると吐き出して軽くしたいもんです。心も身体も軽くしたいって思うもんです。気滞はストレスが原因で起こることが多いので苦しいです。あなただけじゃないよ。気の流れが良くなると免疫力もアップするので少しずつ改善していきましょう。
01.
意識して深い深呼吸をする
気滞でお喋りが止まらない人は早口だったりすることが多いです。早口で矢継ぎ早にマシンガントーク。気滞が解消され気の流れがよくなると気持ちが安定するのでゆっくり話せるようになります。マシンガントークでなくても気持ちが不安定な時は呼吸が浅いことが多いので、自分で意識して日に何度かはゆっくりと深く深く深呼吸することをオススメします。
腕を伸ばしたりストレッチも効果的です。空に向けて両腕をぐーっと伸ばして右に左に呼吸しながらゆっくりストレッチ。この流れが良くなりますよ。
02.
気滞かどうかの判断って?
胸や喉が詰まった感じがないか?イモ類やきのこ類を食べた時にお腹が張りやすくないか?脇腹あたりに痛みはないか?とか。この脇腹の痛み(病気とか何かでぶつけたとかナシに)はストレスから来てて「胸脇苦満(きょうきょくまん)」と言います。あとは深く呼吸しにくい。呼吸がしっかり出来ない場合、漢方では腎が元気じゃないのかも?と考えます。腰の痛みやだるさはないですか?腎が元気でないと腰の症状も出やすくなります。
03.
気滞の対処法
呼吸が浅いな?ドドドっと一気に喋り過ぎてた?と思ったら深呼吸です。そして香味野菜(しそ・春菊・セロリ)や柑橘系(レモン・オレンジ・グレープフルーツ)の果物を食べて気持ちをスッキリさせる=気の流れを作ってく。流す、ですね。アロマオイルの香りを嗅ぐのもいい。オススメはユーカリ・ローズマリーなどのスーッとする匂いです。
ストレスをゼロには出来ないけど少しずつ減らせたり、対処法をお守りに持ってるといいな。と思います。
チサ