みょうがの薬膳。苦味と辛味が月経痛と血の巡りの悪さを改善してくれます!

毎月の月経痛や血の巡りの悪さ、冷えなどに悩んでる女性がとっても多いです。そんな女性たちの強い味方がみょうがです。
チサ
みょうがの薬膳
- 苦味と辛味が月経痛や血の巡りの悪さ、冷えを改善してくれる。
- みょうがは婦人病にとってもいい。
- すぐに作れるカンタン薬膳みょうがレシピ。
01.
みょうがのいいところ
みょうがは日本でしか食用とされない野菜の一つでもあります。昔から日本の女性の「痛み」をやわらげてくれている食材です。スーパーで簡単に手に入りますので食事に取り入れやすいですね。
五味:
苦味→燥湿・清熱・瀉下作用。余分なものを外に出す。乾燥させて余分な熱や水を外に出す。高熱や便秘に良い。
辛味→発散作用。滞っているものを発散させて流れを良くする、気血の流れを良くする。
五性:寒性
帰経:肺・腎
漢方薬膳から見るとみょうがは上のような働きをします。苦味と辛味のダブルの味で身体の余分な熱を取って血の流れをよくします。
月経中(生理中)のドロドロした血の塊を少なくしていく働きがあります。血の塊が大きい、多い場合は子宮の痛みも強いと思いますが、この痛みを改善していきます(痛みが酷すぎたり、お腹に違和感などがある場合はまずお医者様に診てもらってくださいね)
また月経不順(生理不順)を整える働き、冷えからくる肩こりの改善もありますし、苦味は解毒作用・デトックスの働きもありますので口内炎や風邪の予防にもいいです。
02.
みょうが選び方
色ツヤが良く、ぷっくりとして触ると硬いものを選んでください。光沢のあるキレイなピンクのものを選びましょう。葉がしっかり閉じているもの。
しかし、フードロスがとても気になる私はその日にすぐ食べる場合やピクルスにする場合は【おつとめ品】を買うようにしています。フードロスもちょこっと気にしてお買い物をすると気持ちのいいものです♪
03.
みょうが薬膳レシピ
1.みょうがとシソのまぜまぜご飯
炊き立てホカホカご飯にみょうがとシソを乗っけて、まぜまぜして食べてください。ごま塩をふってもいいですね。おにぎりすると一段と美味しくなります。*シソも身体を温めて、月経(生理)中のウツウツした気持ちをスーッと通してくれます。
2.みょうがピクルス
①みょうがを半分に切って、米酢とお砂糖を合わせて好みの甘酸っぱさにしてピクルス液を作ります。
②みょうがとピクルス液をジプロックかタッパーに入れて冷蔵庫で1時間ほど寝かします。
③はい、完成!ちょっとした箸休めになります。米酢も血の流れを良くします。
3.みょうがのお味噌汁
好きな具材と一緒にお味噌汁へ。私は冷蔵庫に余っている野菜と一緒に具沢山にします。お味噌はグラウンディング効果、気持ちを落ち着けてくれる、ほっとさせてくれる効果があります。月経(生理)中の不安定な気持ちを鎮めてくれますよ。
4.みょうがの素焼き
サラダ油を熱したフライパンにみょうがを縦に半分に切って焼きます。お塩を振って食べても美味しいですし、鰹節と麺つゆをかけてもとっても美味しいです。
いかがでしたか?みょうが1個で女性に役立つ薬膳が4つも出来ます。素晴らしい食材ですね。
チサ
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