松の実。薬膳ではお肌と髪のツヤ、明るいお肌を作る食材です。爪が弱くて割れやすい方にもオススメ!

松の実。皆さんは松の実って家庭料理でよく使いますか?私は薬膳を勉強するまで一切使ったことがありませんでした笑
松の実は漢方生薬でも使われるぐらい素晴らしい食材だったんです。生薬では海松子(カイショウシ)という名前になります。とにかく女性には嬉しいパワーがいっぱいの松の実。
髪の毛やお肌にツヤを与えてくれる松の実。爪が割れやすい方にもオススメです。
この記事のもくじ
薬膳では老化予防にもいいのです。仙人になれちゃうかも?です(笑)
漢方での味の分類は「甘味」になり、性質は「温」です。血も補ってくれるので顔色もよくなります。お肌のくすみが気になる人は積極的に食べることをオススメします^^
中国では「一日3回、長く食べ続けると仙人になれる」と言われるほど滋養強壮にも良い松の実です。
どんな時に食べるといいの?
お肌の乾燥や髪の毛のパサつきの改善、ツヤを与えてくれます。その分、油分がとても多く空気に触れると酸化しやすいので早めに食べ切るか、密閉保存してくださいね。
腸が乾燥して起こる便秘やウンチがコロコロと硬い(下痢気味の人は控えてくださいね、お通じをとってもよくするので)、爪が割れやすいなどの改善にとってもいいです。
とにかく「潤す」パワーが強いので乾燥に弱い肺もいたわってくれます。空咳や風邪予防にもいいでしょう。
他にどんな食材と一緒に食べるといいの?
オシャレに食べるならバジルソースにトッピング!バジルは身体を温めるハーブなんです。あとはご存知のように香りもとてもいいので気の巡りを良くしてくれます。松の実とバジルは美の最強ペアだったんですね^^
「潤すパワー」なら一、二にを争う「お豆腐」と一緒にごま油で炒めます。ごま油も潤い食材なのでトリプルの潤いパワーで女性には嬉しい組み合わせです。
お豆腐の薬膳パワーを知りたくなった人はこちら↓
木綿でも絹でも美味しい「豆腐」。目の充血や口の渇き、口臭の改善に役立つ、潤い食材です。
カンタンレシピのご紹介。
*松の実は使う前に必ず、フライパンで空炒り(油を引かずに炒ること)をしてください。
レシピですが、バジルと松の実、オリーブオイルでバジルソースを作って、パスタに和える「バジルジェノベーゼ」・・・でもちょっと手間じゃない?私だけ?笑
簡単に手軽に食べたい。空炒りしてサラダにトッピングするだけでもOK!でもコレだけでは幾ら何でも納得できないよね?笑
●小松菜とベーコン、松の実の炒め物
美肌効果が期待できる小松菜を使うところがポイントです♪
- 小松菜一袋(だいたい4束ぐらい)、ベーコンは食べたい量、松の実は10〜15粒ぐらい
- 小松菜は根元を切り落として、土を綺麗に洗いましょう。ベーコンと小松菜は長さを揃えて切っておくと見栄えがいいよ。
- 松の実は前もってフライパンで空炒りしておきましょう。
- フライパンにサラダ油を薄く引き、ベーコンからジワっと美味しい油が出てきたら、小松菜を入れて炒めていきます。
- 火を止めてから松の実を入れてサクッと混ぜ合わせます。
- お皿に盛って、出来上がり^^
まとめ:松の実。薬膳ではお肌と髪のツヤ、明るいお肌を作る食材です。爪が弱くて割れやすい方にもオススメ!
- 定期的に食べるとバツグンの潤いパワーでお肌や髪にツヤを与えてくれます。
- バジルと一緒にバジルソース、ジェノベーゼで食べると「美の最強ペア」。
- お豆腐と一緒に食べても「潤い X 潤い = 美」になります。
- 爪が弱い、割れやすい人にもオススメ。
- 肺を潤すので空咳や風邪予防にも。
- 便秘やコロコロ便の解消にも!
- 食べ方がとっても簡単!トッピングや空炒りして混ぜるだけ!