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”むくみ”を薬膳で解消しましょう。キーワードは「いいウンチを出そう!」ですよ。

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漢方薬膳について12年以上の実績とアドバイスを積んできました。 一般社団法人 日本漢方養生学協会認定 漢方カウンセラー&養生薬膳アドバイザー。 「薬になるご飯(薬膳)」で笑顔で健やかに過ごせるように。
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これから始まる梅雨。特にむくみがひどくなる人もこの記事が必見です。「たるみ」もイヤですが、手足のむくみがひどいと痛みを伴います。毎日の食事が何の努力もナシに薬膳になります。さぁ、あなたのむくみも少しずつ改善しましょう。。

 

 

さて。タイトルを読んで「たるみとウンチと一体どんな関係が??」と思われたことでしょう。実は関係が大アリです。たるみの原因の一つでもある「むくみ」は身体の中に溜まった湿気が悪さをしています。この湿気はウンチからしっかり出すことが大事なのです。

 

でもね、半身浴で汗をかくと、むくみが取れるって聞いたよ。だって、むくみは身体の水分が多いからむくむワケでしょ?

文鳥ちゃん

 

半身浴は自分の「むくみ」のタイプを知っておかないとお肌の乾燥を招いてしまう結果になります。

 

 

自分の「むくみのタイプ」を知るのはちょっと難しいのです。だからお通じをよくして「ウンチと一緒に身体の中の湿気もしっかり出す」を私はおすすめしています。この方がカンタンで確実です。

 

 

●豆知識●
ウンチをしてトイレットペーパーでお尻を拭いた時にウンチがトイレットペーパーにベッタリ付くようなら身体に湿気がある証拠です。

 

 

この記事のもくじ

まずは自分の「むくみのタイプ」を調べてみよう。

 

 

あなたの「むくみ」水分が多い”むくみ”なのか、水分が少ない”むくみ”なのかを調べましょう!「むくみ」があるということは、それが「たるみ」へと繋がって行きます。なので、自分がどういう「むくみ」なのかを知っておきましょう。まずは敵を知ることから始めます。

 

水分が多い”むくみ”さん

舌をペロンと出して5秒数えて「ヨダレが垂れちゃうわ!」って人。

水分が少ない”むくみ”さん

舌をペロンと出して、5秒数えて舌の表面がスーッと乾いていく人。

 

 

え?むくみって水分が多いから起こるんじゃないの?水分が少ないのは関係ないでしょ??

 

 

それは大きな間違いです!多すぎても少なすぎてもむくみは起こります。

 

 

多いと下半身に溜まりやすいですね。重力に引っ張られてズシーンと下へ落ちます。少ない場合は、身体の中の水の流れがスムーズにいかないので関節(指、手首など)など窪み、凹んだ所に落ち込んで溜まりやすいです。

 

 

落ち込んで動きが止まり→溜まる→むくみ。動きが鈍くなったり、止まった水は次第に熱を持って痛みに変わります(関節炎などになってしまうこともあります)

 

たるみやむくみがあると顔全体も下がって見えるので寂しい印象になりますし、ほうれい線もくっきり目立ってしまいますね。老け顔になる!です。たるみが目立って&ほうれい線がくっきり→「ブルドッグ顔」

 


*個人的に私は犬派なので、ブルドッグも好きです。

 

 

漢方では女性は陰陽で言うと陰です。陰は「水・冷たい・重い」などを含みますので、どうしても身体の中に湿気を溜めがちになります。

 

 

アゴはどこに行ったのか?アゴから首にかけてがボヤけてる?若い時はアゴもとんがってたよね〜とか。20代のようにはいきませんが、薬膳で今よりスッキリさせることは可能です。

 

 

 

もちろん、年齢的なこともあるけど、身体の水分代謝が悪いことが原因で”むくみ”になり”たるみ”になることあります。

 

 

地球の重力で下へ下へと引っ張られ、若い時のようにそれに対抗出来ない、そこに代謝の悪い水がたまってしまうと、それが重みになって必要以上にもっとたるんでしまう・・・。たまらないように巡らすことも毎日のご飯(薬膳)で解消しましょう。

 

いいウンチを出すには脾(胃)をいつも元気にしておきましょう。

 

 

私たちの健康は五臓(肝 カン・心 シン・脾 ヒ・肺 ハイ・腎 ジン)がお互いに影響し合いながらバランスを保つことで成り立っています。(それそれの働きなど詳しいことはまたお伝えしていきますね、お楽しみに^^)

 

 

その五臓の一つ、脾(ひ)と言うのは飲食物の消化吸収を担当しています。栄養分をしっかり吸収して要らないものを、おしっこやウンチで外へ出します(デトックス)。

 

むくみの元になる多すぎる水を身体の外に出したり、足首、手首、指の関節に溜まって動かなくなった水を動かす「気」の流れを作ってくれるのも脾です。

 

 

そしてこの脾と言うのは内臓や組織の位置が本来あるべき場所から下がらないように、(お肌がその場所から落ちないように、タレないように)維持する働きと筋肉や手足がスムーズに動くようにということも担当しています。

 

脾が元気に仕事をするためには温かい食事が一番です。脾は冷えに弱いのです。

 

「いいウンチ」と一緒に意識したいのが水分調整をしてくれる豆類・もやし。

 

大豆・枝豆・納豆・小豆・緑豆などの豆類ともやしです。それぞれの人で必要な水分量は違います。上記でご紹介したように舌を観察して自分の身体に水が多いのか少ないのかを知ることも出来ますが難しいです。

 

 

でも豆類やもやしは定期的に食べるだけで、あなたに必要な水分量を調整してくれるのです。意識も努力もいりません^^ 水分の多いむくみの人は雨の日にお腹がゆるくなる人もいます。そんな人には本当にオススメですね。

 

 

納豆はパックを買ってきて食べればいいですし、大豆も自分で煮るのは大変なのでフジッコのお豆さんでOKですよ。納豆は発酵食品で腸内環境を良くしてくれます。チーズと一緒にオムレツにしたり、大根おろしを入れてもサッパリと食べやすいです。

 

 

私のもやしのイチオシ料理(カンタンすぎて料理とは言えない?)「もやしとピーマンの黒酢炒め」がおすすめです。
もやしとピーマンを炒めて塩を少々と黒酢をちょっとかける。これで「水分調整をする薬膳」の出来上がりです。

むくみにいい薬膳 ピーマンともやしの炒めもの

 

この記事のまとめ

  • むくみの原因になる身体に溜まった湿気はウンチで出すのがいい。
  • まずは自分の「むくみのタイプ」を知ることが大事。
  • 脾(胃)が元気じゃないと「いいウンチ」が出ない=むくみを解消出来ない。おまけに肌の持ち上げをキープ&ハリに関係がある臓器なので老け顔になりやすい。
  • 脾は冷えに弱いので温かい飲食を心がける。
  • むくみの正体は「動きが止まった汚れた水」
  • 身体の水分調整には豆類ともやしがオススメ。

 

★私自身が「身体の水が少なくて巡りが悪い”むくみ”」なので、むくみの記事はチカラ入ってます。
こちらもおすすめ記事です。

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