あなたの心と体にしあわせを運ぶ

明け方の頭痛で目が覚める人。それはストレスです。頭部はストレスで熱が発生してるけど下半身は冷えてるかもしれません。

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明け方の頭痛はストレスが原因。薬膳で改善。
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漢方薬膳について12年以上の実績とアドバイスを積んできました。 一般社団法人 日本漢方養生学協会認定 漢方カウンセラー&養生薬膳アドバイザー。 「薬になるご飯(薬膳)」で笑顔で健やかに過ごせるように。
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この記事でわかること
  • 明け方の頭痛はストレスからと考えます。特に左目の奥のズキズキ。
  • これはめまいを伴うこともあります。
  • 頭部はストレスの熱が発生してるけど、身体は冷えている。
  • 漢方薬膳では香りの強い・良い野菜や果物を食べると「気が流れる」ので
    痛みの原因のストレス解消につながると考えます。普段から食べると良いです。
  • 急な頭痛(身体が冷えている場合)はショウガの絞り汁と蜂蜜のお湯割りがいい。
  • 薬膳茶を普段の生活に取り入れてみる

 

痛みの豆知識

漢方から見た「痛み」の種類

  • 気滞による痛み→遊走性(ゆうそうせい)の痛み。
    ここが痛いと思ってたら、今度はあっちが痛い、と言うように痛みの場所が移動する。
  • 水滞による痛み頭の上に重い石を乗せたような重苦しい痛みとよく言われます。
  • 瘀血(おけつ)による痛み→痛みの部位は決まっていて、刺されるような痛み

 

 

明け方の頭痛に悩まされてる人はとても多い

「朝、明け方に起こる頭痛。特に左目の奥がズキズキする」この頭痛はストレスによるものと漢方では考えます。

 

頭痛で目が覚めて眠れない、睡眠不足になるのでまた頭が痛い。と悪循環を繰り返します。
ますは下記の2点の応急処置をやってみてください。

  • まずは水を飲み、薬を飲む。
  • 首と頭の付け根と眉毛のあたりをアイスノンで冷やす。
  • 仕事や学校、用事は休みましょう。体調が最優先です。自分を守ってあげてください。

 

今の時代は仕事や人間関係、コロナでの重苦しさなど挙げればキリがないくらいストレスが付き纏いますね。ストレスをゼロには出来ないですが、なるべく少なく毎日を過ごしたいものです。

 

ストレスが起きると身体が冷えてしまい、私たちが元気に過ごすために必要な「気・血・水」の流れが悪くなります。
これら気血水の流れが悪くなったり、止まったりするとその部分に痛みが生まれるのです。
脇腹が張って痛い、と言う症状があればこれもストレスで気の巡りが悪くなって起こるものです。

 

 

頭痛に備えて食べておきたいもの

明け方に頭痛を起こしやすい、ストレスが多い人は普段からセロリ・春菊・レモンなど香りの良い野菜や柑橘系の果物を食べるようにしましょう。

 

 

香りの良い野菜や柑橘系の果物は「詰まったものを流す」働きがあります。ストレスで起こる頭痛も気の流れが詰まって起こります。これを流すことが大事です。

 

 

でも急な痛みに襲われた場合、イチオシの食材はショウガです。
ショウガの辛味はパッと痛みを発散させて改善してくれます。ストレスで冷えた身体を温めてくれます。
ショウガをすりおろして、汁をぎゅっと絞り、お湯で割って蜂蜜を少し入れます。蜂蜜の甘さは痛みで固くなった心をほぐしてくれます。

 

 

ショウガはすってすぐが一番温め効果があり、時間が経つとどんどん効能が薄れていきます。
軽めの頭痛(冷えを伴う)の場合はこれで解消されてくると思います。

 

 

出来れば家で朝ごはんをゆっくり食べる。外出する時間、出勤時間などを30分でいいので遅らせて
パジャマのまま、髪の毛も寝癖のまま、温かいお味噌汁を飲みましょう。
お味噌汁が飲めなければお白湯をゆっくり飲んでください。

 

 

おみその味はグラウンディング(地に足をつけて落ち着く)効果があります。
即席のおみそ汁でもいいですよ、生みそタイプのもの。

 

 

ストレスでざわつく気持ちを、イライラをゆっくりと鎮めてくれます。ネギがあれば入れましょう。突然の頭痛に備えて私はネギを冷凍しています。ネギもショウガと同様に辛味ですので気血の巡りを良くしてくれます。

 

 

ストレスで気持ちが落ち込むなどの時は気持ちを軽やかにする効果のある「花びらのお茶」です。
ジャスミン茶やバラ茶です。
花びらのようにヒラヒラと軽やかに心をすくい上げてくれます。普段から簡単に出来る薬膳茶を取り入れるのもおすすめです。

 

 

●今日のストレスを明日になるべく持ち越さないように薬膳茶を生活に取り入れましょう。

薬膳茶

 

 

●青背の魚も頭痛の改善に役立ちます。

いわしの薬膳

 

 

●ストレスに強くなるための助っ人は牡蠣です。

牡蠣はストレス耐性を作る薬膳

 

 

家にパンしかない!リラックス出来るようなごはんがない!そんな時はカフェのモーニングです。
ちょっと環境を変えることで気分も変わりスッキリすることもあります。

 

 

日頃からお気に入りのお店を見つけておくといいですね。
おみそ汁は無理?ですが、たまごのサンドイッチやゆで卵、「たまご」を食べてください

 

 

たまごは気持ちを落ち着かせるための血を補ってくれます。
あとはやっぱり柑橘系のフルーツ、オレンジやレモン、グレープフルーツなど。
コンビニの100%果汁ジュースでいいですよ。

 

ひどい痛みは我慢しないでまずはお薬を飲みましょう。

応急処置のところでも書きましたが、まずは痛みを取ってあげてください。
痛みが続くとそれがストレスとなり、痛みを「我慢する」がストレスとなって痛みがひどくなる場合があります。

 

 

まずは目の前の痛みを取ってから、何がストレスになったのかな?
ストレスを軽くするために何を食べよう、どう気持ちを持とうか?
というふうに作戦を練る!ことが大事です。
そうすることで次からの頭痛を軽くする、無くす方向へ身体と心を整えることになります。

 

 

決して、一気に解消しようと思わないこと。
なんとかスパッと無くしたいけど、それは難しいです。
なんとかスパッと無くしたいと思う気持ちがストレスに・・・私たちの気持ちって厄介ですね。

 

今回のポイント!

●朝、明け方の頭痛、特に左目の奥のズキズキ頭痛はストレス頭痛です。
●身体が冷えてるな、と感じたらショウガの絞り汁をお湯割+蜂蜜を飲む。
●思い切って外出時間、出勤時間を遅らせる。
●温かいお味噌汁を飲む(出来ればネギをプラスして)
●ひどい痛みはお薬を飲んでとにかく目の前の痛みを取る、我慢がストレスになるから。
●普段から簡単な薬膳茶を取り入れてみる。

●何がストレスになっているのか、そこらへんの紙でいいので書き出してみる。
(頭の中で考えてるとゴチャゴチャしますが、適当にでも書き出すと整理されます。
 パソコンやスマホに打つ、ではなく紙に書くです。頭痛のときにパソコン、スマホは厳禁ですよ^^)

 

自分に一番優しく出来るのは自分だけなので心と身体をいたわってあげてくださいね。
あまりにも頭痛が続いたり、ひどい場合は早めにお医者さんに行ってきちんと検査をすることも大事です。

 

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