かぜ引きには生姜(ショウガ)というけれど、食べるタイミングを間違って症状ひどくなる人が多いって話。

ショウガの薬膳
- ショウガはとっても温める力が強い
- かぜ引きは「寒気がある」ときだけ食べるべし
- ショウガは香りがいいので「喉の違和感・詰まってる感・吐き気」を解消
冷えからくる頭痛には
ショウガの絞り汁+黒酢+蜂蜜のお湯割りです。
今や、国民的「身体の温め食材」でとっても人気&みんなが知ってるショウガですが、食べるタイミングを間違えると元気になるどころか、症状や状態が悪化してしまいます。
風邪を引いたらショウガ!は【正解だけと不正解でもある!!】
この記事のもくじ
01.
ショウガ
五味:辛味
五性:温性
帰経:脾・肺
かぜの初期症状に即効性があります。
これは寒気のみ、かぜの引き始めにだけ使えます。
身体を温めて発汗してかぜのもととなる冷えを取り除きます。
熱が出てきたら冷やさないといけませんが、そのときにまだショウガを食べていると熱+温になって悪化します。
ショウガは冷えた身体を温め、かぜの邪気を払い、発散させて正気(しょうき=元気)を取り戻すということを覚えておきましょう。
ショウガを食べると有効なのは初期。
初期:寒気でゾクゾク、水鼻が出る。
中期:発熱や喉が痛い、鼻水が黄色く粘ってくる。
後期:熱も下がりや喉の痛みは和らいで来た、咳が残る、黄色の鼻や痰が出る。
ショウガは発散させる力も香りも強いのでイライラしたり、ストレスから「のどの違和感」、「何か詰まった感」の解消にとてもいいです。
ストレスは「何か詰まってる」感じを起こしやすいのでショウガのような香りの良い野菜を食べることは改善効果があります。
★「のどの違和感」、「何か詰まった感」が気になったらこちらの記事
02.
「ショウガを食べないほうがいい」タイミングとは?
上で説明した風邪の中期や後期です。
中期や後期にショウガを食べると熱が余計に高くなったり、喉の痛みがひどくなることもあります。
後期ではショウガを食べたことで熱が身体の中にこもってしまったり、ショウガは発散させる=乾燥させることがあるので肺が乾燥することで咳が長引いてしまうことがあります。
●「ショウガを食べてはいけない」タイミングとは?
・風邪の症状が進んで熱が出て、身体が熱い、喉が赤くなって痛い。
・風邪以外ではリラックスすることで頭の血管が広がり周りの神経に触れて痛みが出る頭痛。
(この頭痛は私の経験からです。この場合は冷やしたほうがいいです)
ショウガは温めパワーが強いので、
冷やさないといけない状態の時にショウガを食べると
火であぶるようなものなので悪化します。
03.
ショウガとうまく付き合うには?
ちなみに。普段から体温を37度ぐらいにキープしておくと免疫力がよく働いて風邪のウイルスなどを跳ね返すことが出来るようです。
今はコロナで体温を測る機会が増えていますので、自分の平熱をきちんと知り、例えば低いや冷えを感じたらショウガを食事に取り入れるようにしましょう。
●薬膳茶で取り入れるとカンタンです。
私は疲れたり、*ストレスを強く感じると体温が下がるので、毎日のお味噌汁にショウガをすって入れたり、黒酢と蜂蜜とショウガのすりおろし汁をお湯で割って飲んだりしています。*漢方ではストレスは身体を冷やす、という考え方があります。
ショウガは食べるタイミングを間違わなければ大変な優秀食材です。漢方薬では生姜(ショウキョウ)という名前で使われているぐらいです。
毎日のお料理にも上手に、ぜひ活用してくださいね^^
04.
まとめ:生姜(ショウガ)を食べるときはタイミングが大事。
- 風邪の初期症状、寒気でゾクゾクする、熱が出ていない、喉が痛くないときが有効。
- クーラーの冷たい風に当たりすぎが原因の頭痛。
- 熱が出た、喉が痛い、鼻水が黄色い、痰が絡む、ときは控えること。
- 体温は37度をキープすると免疫力がアップするので冷え性の人、疲れやストレスで「身体が冷えてるな?」と感じたらショウガ紅茶やショウガの絞り汁と黒酢と蜂蜜を入れてお湯割を飲みましょう。
05.
体調を整えるお手伝い「薬膳エネルジーア」やってます。
体調を整えるお手伝いをしています。
体質や(その時の)体調と食材とのマッチングが薬膳ではとても大切です。
今のこの心のゆらぎ、体調だから「この食材とあの食材を組み合わせよう」そして不調をケアする。
このマッチングは漢方薬膳をみっちり勉強しないとなかなか難しいのです。
「ツイッターや何かで見たけど、こうだろう」では間違える確率が高い。なぜならその情報は他大勢に対しての発信だからです。オーダーメイドではないのです。
食べるものを間違えると逆効果になってしまい、しんどさがさらに出てしまうことも。
そうならないように私がお手伝いしていきます。
不調の時に「あれ食べる?これ食べた方がいいの?」なんて、しんどいのに考えてられません。
そこを私が引き受けます^^
不調をどうやってケアしようかと考える時間や病院に行く時間を自分の自由な、好きなことを出来る時間に変換する。
今まで掛かっていたお薬代でカフェでお茶したり、我慢していた好きなものを買う。 時間とお金をもっと自分の楽しみのために遣いましょう!
不調をケアするためのやり取りは残るので、サポート終了後もそれを見返すことで不調をコントロール出来るようになります。
1度サポートを受けると一生モンになりますね。
一生モンにして頂くのは私のミッションでもあります。
食事を薬膳(薬になるご飯)にちょこっと変えて毎日を楽しく過ごす。
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