冬のダイエットは薬膳がおすすめ!身体に溜め込む季節は痩せやすい身体づくりをしましょう!

ふと、窓の外を見たらどんよりと灰色の空が見えて気持ちが少しふさいでしまいました。太陽が見えないとちょっと寂しいです。
500円で薬膳を作る専門家 宮崎智佐です。
巷では風邪がボチボチ流行ってきていますね。
皆さんは大丈夫ですか?
風邪に対抗する身体を作るには「気」が必要です。
毎日のご飯は温かいものをしっかり食べましょうね。
チサ
身体が寒さに負けないように熱を溜め込んだり、脂肪を溜め込む方へ進む冬はあまりダイエットには適さない、無理があるんではないだろうかと、「500円で薬膳を作る専門家」の宮崎は考える訳です、はい。
え?ほな、太っとけ!ってことぉ〜?クリスマスとか忘年会、新年会にその次は「乙女のバレンタイン」とイベント盛りだくさんなのに太ってる場合じゃない!でも美味しいもの食べて飲んでを楽しみたい!めっちゃ困る!怒
「溜め込む」=「脂肪」だけじゃないよ。
痩せやすい身体を作るための「エネルギー」を
薬膳を利用して溜め込めばいいんだよ。文鳥ちゃん
いいこと言うね、文鳥ちゃん♡
薬膳なら冬に合った無理のないダイエットが出来る(痩せやすい身体を作る)し、
冬の薬膳は春先の気持ちの揺らぎを少なくすることも出来るよ。
チサ
この記事のもくじ
冬は「閉蔵(ヘイゾウ)」の季節と漢方では言います。
“万物が戸を閉ざして、陽気が外に逃げていかないように静かに過ごしましょう!”
と言う、冬の過ごし方 by 漢方
激しい運動やダイエットをするとたくさんの「陽の気」を外に逃がしてしまうことになります。寒い季節に激しい運動でたくさんの汗をかく。でも自然界は冬なので本来は汗をかく時期ではないですね。
自然界と違う方向へ動くと少し身体にストレスが乗ってる状態になります。「気」というのは汗と一緒に流れ出る、と漢方では考えます。でもね、軽い運動(ストレッチや汗をかかない程度の運動)は気の流れが促進されていいのです。こういうのはおすすめです。
色々と思い悩むことも控えましょう。寒くて薄暗い日はいいアイデアは浮かびませんよね。温かいお茶を飲みながら大好きなドラマを観たり、本を読んだり、お休みの日なら思いっきり寝坊したりしましょう♪
小腹が空いたら焼きりんご。
フライパンにバターを溶かしてりんごを適当に
くし切りにして焼くだけ。シナモンパウダーをフリフリ。
りんごは焦る気持ちや不安な気持ちを落ち着ける効果がある果物です。
チサ
「陽の気」が身体の外に逃げちゃうと病気から身を守るために張り巡らせたバリア(気)が弱くなり、その結果、ひどい風邪を引いてしまったり、下半身に冷えを強く感じるようになる、腰が痛いなどが起こります。春になっても身体が冷えて暖かさを感じにくい、花粉症の症状がひどくなったりします。
その他にも便秘になったり精神的にイライラしたり落ち着かない、夜の眠りが浅くなるなど。こんな症状も出たりします。このようなことから、冬はダイエットには不向きな季節なのです。
たっぷり眠れないとしんどい。
「なんだか心がザワザワする」になったりするよ。
文鳥ちゃん
運動やダイエットが不向きな冬こそ、食生活の見直しを!
漢方には季節ごとや体調に合った食事というものがあります。それが「薬膳」になります。悩める子羊、私たちの救世主です。
文鳥ちゃんが上でも言ってましたが、溜め込むのは脂肪だけじゃないんです。
- 痩せやすい身体を作るために「気」を溜め込む
- 冬の冷えや春先の冷え、花粉などのアレルギーから身体を守るための「気」を溜め込む
身体に「気」を溜めて流すことで、血(ケツ)と水(スイ)の巡りもよくなります。その結果、ストレス太り、水太りを防ぐことが出来るようになります。巡りをよくして行くと、太りにくい身体を作っていけます。
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彼女、よく食べるのに太ってないよね?
お腹もぽっこりしてないじゃん?
\
という声が聞こえて小さくガッツポーズ♪
痩せやすい身体は欲しい!でも薬膳は難しそう。いいえ、とっても簡単です。
家での食事は温かいものを食べましょう
パーティやイベントでは冷たい飲み物を飲むことが多いと思います。だから家では温かいものを食べてください。とにかく温かいもの!笑
身体が冷えていると良い「気」が作られません、良い「気」が作られないと身体が冷えます・・・・無限ループ・・・・
からのぉ〜おデブちゃん街道まっしぐら!
身体が冷えると脂肪が固まるので溶けて流れていきません。
チサ
はい、ここでちょっと想像してみて下さいね。
冷えたフライパンに残った油が白く固まって冷たい水では落ちない、解けない。身体の中の脂肪もアレと同じです。脂肪を溶かすための「気」が足りないと身体を温めることが出来ないのです。
温かいなら唐揚げやトンカツでもいいの?いいえ、根菜と青背の魚がオススメです。
唐揚げやトンカツも食べてもいいのですが、冬のダイエットとなるとちょっと控えた方がいいですね。
<薬膳マメ知識>
特に唐揚げやトンカツなど「油をたくさん使うお料理」は
ストレスのあるときは要注意だよ。
揚げ物の油って「イライラの火に油を注ぐ」ことになるからね。
文鳥ちゃん
まず、ご紹介したいのが根菜。
土の中で育った根菜は気持ちを落ち着けて温めてくれます。グランディング効果(地に足をしっかりつけて生活する)があります。
大根やにんじん、レンコンやじゃがいも、ごぼうなど。にんじん以外は身体を冷やす性質を持っていますが生姜などの温性のものと合わせて食べたり、火を通すお料理で食べると冷やす力を抑えることが出来ます。
煮炊きものが美味しい季節ですが、オススメはお味噌汁!
大根もにんじんもレンコンもごぼうも、豚肉を入れて豚汁にするととっても身体も温まるし、ホッとした気持ちになります。豚肉は疲労回復とお肌の乾燥にもいいです。味噌などの発酵食品は「腎」を元気にしてくれますよ。
写真は手羽とにんじんを煮込みました。
味付けは鶏がらスープです。グツグツ煮込みました。鶏肉はお腹を温めてコラーゲンもたっぷり。にんじんは目の不快な症状の改善と気血を増やしてくれます。身体が温まって簡単薬膳です。
お鍋一つ、材料を切って煮込むだけ。鶏肉はお鍋に入れる前にお酒をふって2〜3分おきましょう。その後キッチンペーパーで軽く水気を拭いてから鍋に入れてね。臭みが取れますよ。
青背の魚。私のイチオシは「さば」!さばも気血を増やしてくれるので身体を温めてくれます。
これは醤油味のサバ缶を使いました。
ブロッコリーは茹でて、きのこはごま油で炒めサバとまぜまぜしました。簡単で栄養たっぷり♪
五臓にはペアになっている季節や色、味があります。
肝(カン) ー 春 ー 青 ー 酸味
心(シン) ー 夏 ー 赤 ー 苦味
脾(ヒ ) ー 土用 ー 黄 ー 甘味
肺(ハイ) ー 秋 ー 白 ー 辛味
腎(ジン) ー 冬 ー 黒 ー しおから
冬の腎は人の老化や美に関係がある臓器です。魚介類や黒い色の食べ物(黒豆やひじきなど)がこの腎を元気にしてくれます。
あ、マグロや鮭もいいですね^^♪マグロ(貧血の改善)は山芋のとろろ(滋養強壮と胃の調子を整える)とシソの葉(ストレス解消)と一緒にマグロ丼!
鮭(お腹を温める)はきのこ(気の補充)と一緒にホイル焼き!これは妊活にもいいですよ!
妊活が気になる方はこちらの記事もどうぞ↓
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ダイエットでスッキリ美しく痩せる身体を作るためにも冬の薬膳を意識してみましょう!
まとめ
- 冬はダイエットより痩せやすい身体作りを目指しましょう。
- 冬は身体が「溜め込む」ことをする季節。ダイエットに役立つ「良い気」を作る食事を意識しましょう。
- 心と身体を温める根菜と老化防止の青背の魚をたっぷり食べて
美しく痩せる身体を準備しましょう。
ほなね〜♪
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実は冬ってダイエットに適した季節なんですよ。「え?そうなの?なぜ?知りたい」と思ったあなた。
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チサ