アボカドの薬膳。疲労回復や美容に必要なビタミンEもたっぷり。気を補って元気もりもり&お肌もぷるん。

アボカドが大好きな私ですが、特にえびとアボカドのサンドイッチが大好き。この組み合わせは新陳代謝を良くし、気力体力をつけてくれます。
チサ
アボカドの薬膳
- クリーミィな味わいから「森のバター」と呼ばれるアボカドは1/2個で十分な滋養が得られます。
- 脾を養い、気を補ってくれるので疲れた時に食べると疲労回復。
- 気を補うのでお肌のハリもピン!美容に必要なビタミンEも豊富。コレステロールの抑制。
- 新陳代謝を上げてくれるので「おデブ」防止。
01.
アボカドのいいところ
五味:甘味・酸味
五性:涼性
帰経:肝・脾
アボカドは『世界一栄養価の高い果物』としてギネスに認定されているそうです。ビタミンEを始めとする豊富な栄養素や食物繊維が含まれています。これだけ見ても「食べなきゃ!」と思いますね。
薬膳の視点から見ると、現代人にとって減りやすい「気」を補ってくれますので疲労が溜まっているときや新陳代謝が悪いときにオススメです。
体温が下がるので血の流れが悪くなります。血流れが悪くなると身体の隅々に栄養と酸素などが行き届きにくくなります。それをなんとかするために身体を温め用と皮下脂肪を蓄え始めます。 代謝が落ちて消費されないエネルギーが 皮下脂肪の蓄積に使われて結果、太ってしまいます。
自分なりにきちんと休息を取っているはずなのに「どうも疲れが取れないなぁ」や「身体が重い、だるいなぁ」と感じた場合、新陳代謝が落ちているかもしれません。
もう一つ。肝機能の改善にもオススメです。コレステロールを減らすお手伝いをしてくれます。お通じもよくしてくれます。アボカドの五味は甘味と酸味。これは漢方の「酸甘化陰(さんかんかいん)」で、酸味と甘味を一緒に摂ると身体に陰を生む(潤いを生む)になります。
02.
薬膳レシピ
●アボカドとたこのサラダ
これは私の大好きなウー・ウエン先生のレシピです。黒酢ねぎソースが秀悦なんです。たことアボカドを切って黒酢ねぎソースをかけるだけ。
・黒酢ねぎソースの作り方
- 黒酢 1/2カップ、サラダ油 1/4カップ 長ネギのみじん切り 15cm分、醤油 1/4カップ、
オイスターソース 1/4カップ、酒 1/4カップ、コショウ少々 - 鍋にサラダ油を熱してネギを弱火で炒めます。香りがでたら黒酢、醤油、オイスターソース、酒の順に入れてしっかり煮立たせる。コショウを加えて火を止める。
- 冷蔵庫で一週間持ちます。
たこも疲労回復にとても良くて、気血を補ってくれます。高血圧、月経不順、足腰の老化を防いだり、関節の動きをスムーズにしてくれます。アボカドとたこの最強ペアで元気で健康的な美しさも手に入れましょう。
03.
アボカドの食べごろ
私は意外と見誤ってしまうのです、アボカドの食べごろ。ちょっと調べてみました。少し皮の色が茶色→黒っぽくなっていて触ると弾力やハリがあるぐらいがいいそうです。軽く押して凹んでしまうのは熟しすぎのサインでダメみたいです。
残ったアボカドは種を真ん中に入れたままにしておくと変色しないそうです。次に食べる時もみずみずしい緑のアボカドを食べたいですよね。
熟しすぎてしまったアボカドはディップにしたり、私はマヨネーズとレモン汁と混ぜてパンに塗って食べるのが好きです。ちょっと焼くといっそう美味しいです。
チサ
こちらの記事もオススメです。
ぶどうは気血を補って疲労を素早く解消してくれる&免疫力アップのフルーツです。