リンゴで不安・不眠解消。心を穏やかにしてぐっすり眠れるようにしてくれます。

こんにちは!薬膳師のチサです。
この記事はリンゴは不安・不眠解消にいい!ということをご紹介しています。薬膳ではリンゴのように赤い色の食べ物は心のザワつきを解消してくれるという考え方があります。リンゴを使ったカンタン薬膳スイーツもご紹介していますよ。
薬膳でみるリンゴとは?
リンゴは身体の中に発生した余分な熱を冷ましてくれる果物です。この「熱」というのはストレスや何かに対しての不安な気持ちや焦りなどから生まれます。これが原因で夜にいろいろ考えてしまって眠れないということになります。
夜にたっぷり眠れないと食欲不振や胃腸の調子が悪いなどの症状も出てくる場合があります。そうなると消化吸収が悪くなって食べたり飲んだりしたものから元気の「気」が生まれなくなります。その結果、またクヨクヨ思い悩む→不眠、となります。でも大丈夫!リンゴは胃腸の調子も整えてくれるので一石二鳥ですね。
リンゴの薬膳パワーを引き出す簡単なレシピをご紹介。
● 焼きリンゴ
- リンゴをくし型に切ってバターを熱したフライパンで焼くだけ。
- シナモンパウダーを振って出来上がり♪
画像はちょっとバニラアイスを添えていますが、冷え性さんは食べるのは少しだけにしてくださいね^^シナモンは漢方では「熱」の性質を持っていますのでリンゴの「涼」の性質をいい感じに中和してくれますよ。
● リンゴの八角煮
- リンゴを好きな形に切ります。お鍋にお水と氷砂糖(普通のお砂糖でもいいですが、上白糖以外がオススメ)をお好きな甘さに溶かし、リンゴを入れて柔らかく煮詰めます。
- 八角を入れます。
ちょっとクセのあるデザートになりますが、八角の香りがザワザワする気持ちをスーッと流してくれて心を温めてくれます。寒い外から帰った時に食べると美味しいですし、風邪予防になりますよ。
まとめ:リンゴも薬膳になります。漢方で心(シン)の色は赤。赤いリンゴは心を穏やかにしてくれます。
- リンゴは不安やストレス、焦りによって身体の中に発生した熱を穏やかに冷ましてくれます。
- 安眠作用があります。
- リンゴの赤は心の色。心に効く色です。
- 胃腸の調子を整えて、飲食から胃が元気の気を作り出すお手伝いをします。